相続を円滑に進めるために利用できる家系図について

相続を円滑に進めて行くためには、相続人の関係を示すことが必要になります。そのような関係を一目瞭然に示すことができる手段の一つとして、家系図が多く利用されています。家系図には、財産を相続することになる子供や配偶者、親族などが描かれることになるため、法律相談などを行っていく上で非常に役立ちます。このような家系図を作成する方法としては、専用のフリーソフトを利用する方法や、行政書士などに委任して作成を行ってもらう方法などが存在します。専用のフリーソフトを利用する方法の場合には、作成者が人間関係について熟知しており、間違いなく入力を行っていくことができることが前提となっています。これに対して、行政書士などに委任して作成を行ってもらう方法の場合には、行政機関などから必要な書類を取り寄せて、正確な情報を基に作成が行われます。そのため、人間関係が判然としない場合や、自分で作成を行うことが困難な場合には、行政書士などに委任して作成を行ってもらう方法に利用価値があります。

相続発生時に家系図を作る

相続が発生すると、その死亡した被相続人の親族を調べなければならないため、戸籍謄本や除籍謄本を取得します。そして不動産の登記には、これらの書類一切と、家系図が必要になります。このとき、ほとんどの方が、司法書士や弁護士に依頼されるのではないでしょうか。しかし、実は書類を集めるだけですので、家系図の作成は意外と自分でもできる簡単な作業なのです。まず、被相続人の戸籍謄本を取得します。戸籍謄本は、「本籍地」のある役所でしか取得できませんので、本籍地が遠隔の場合は、郵送による申請を利用すれば交通費が不要となります。本籍地が遠方にあることはよくあることなので、基本的には、本籍地のある役所での郵送申請がメインになると思います。取得した戸籍謄本には、誕生日や、親、子の情報、また転籍していれば、その元の本籍地が記載されていますので、親兄弟子が転籍していれば、その本籍所在地の役所に、また本人が転籍していれば、その元の本籍地にその戸籍謄本取得の申請を出していき、それを繰り返していけば、いずれ家系図が完成します。

2015/6/15 更新